論語の中で説かれている最も大事な概念のひとつに「恕」があります。
これは「相手の心の如くなる」ということです。

今回は「身体感覚で『論語』を読みなおす。」をはじめ、多数の著作を書かれている能楽師の安田登氏と、数学を専門とする独立研究者の森田真生氏にこの「恕」の思想を身体と理論の両面から掘り下げていただきます。
今年1月に東京の梅若能楽学院会館で開催された両氏の対談では、21世紀に生まれるかもしれない本質的に新しい思想ということについての「誇大妄想」の話 が大いに盛り上がりました。特に、環境や他者のノイズを取り去って、環境から切り離された生を生きるのではなく、「環境に心が沁み出した」生命として、環 境や他者と繋がって生きていくことを前提とした新しい思想が必要とされているのではないかという点で、お二人の意見は一致しました。他者や環境と繋がり、 狭い意味での「私」を超えたところに知性を立ち上げていくために、身体と理論の両面から、どのようなアプローチをしていくことが出来るのか。
今回は篠栗山中のお寺の中で、両氏に思う存分「実験」をしていただきます。

日時

平成25年5月12日(日)
■申込締切 平成25年5月7日(火)お振込み完了まで。※定員に達し次第予告なく締切りとさせていただきます。

集合

■JR篠栗駅 13時30分 ※お寺のマイクロバスで皆さんとご一緒に移動します。

場所

二ノ滝寺(粕屋郡篠栗町2051)

内容

一部 14時~15時 独立研究者 森田 真生 レクチャー
二部 15時30分~18時00分
①能楽師 安田 登 独立研究者 森田 真生 セッション
②能楽師 安田登  身体を使ったワークショップ

参加費

参加費 6,000円(税込)  定員40名

お申し込み

お問い合わせフォームからよろしくお願いいたします。
※お申し込み後、弊社指定口座へのお振込みをもって正式に受講受付とさせていただきます。

■受付終了

お振込先

お振込先 西日本シティ銀行天神北支店
普通0477243 カ)セイントクロス