ファッションをデザインするとは何か?いつの頃からか、僕のなかで大きな疑問となりました。
その疑問を解くにあたり、ファッションとは何かをもう一度考えなければいけません。
人の心を揺り動かし、共感した感情が集まり、ファッションという現象が生まれます。頭だけで 考えるものでもないですし、感情だけでも、身体だけのものでもない。
ファッションとは、とても複雑に入り組んだ社会の心、感情や環境から生まれるものだと思います。
そして、ファッションを自分の本質となる価値観と美意識を持って、表現していくのがファッションデザイナーです。
ファッションを感じ取り、また表現していくためには、私たちも心を真っ白にして感じ取る心、学んでいく姿勢、環境づくりが大切だと思います。
このような気持ちから正直な姿勢と自由な心でファッションを感じ、デザインを学べる環境を創りたいと思います。
山縣 良和
ここのがっこうとは・・・
2008年、山縣良和により東京にて開校。現在第8期を終了
「感情、文化、社会、教育、環境的観点をもったコミュニケーションツールとしてファッションの役割を提案していく」事にあたり、年齢も学校も職業も性別も趣味も様々な人が集まり、ファッションを通して交流し感じとり、学べる環境をつくりました。
主な対象者
- 時代性を持ったファッションデザインを一緒に考えてみたい方。
- オリジナリティがあり、国際感覚のあるポートフォリオ作成のアドバイスを受けたい方。
- 海外留学や海外コンクール応募を考えている方。
実績
ここのがっこう修了生 西山高士さんが国際コンペティションITS(International Talent Support)で、
世界の有名校が連なる中、日本の学校として唯一「ここのがっこう」としてノミネートされ、日本人初のグランプリを獲得しました。
また野田涼太、小林奈緒子によるレーベル「PHIZ]は、日本人学生作品初となる「Lady Gaga」に衣装提供を行いました。
「COCOA」1期生の諸永千亜希が「ITS2013」でファイナリストに、大草桃子が「ITS2014」でファイナリストに選出されました。
※ITSは、新人をサポートする世界最大規模のファッションコンペティション。